今シーズンは、ほとんどすべての渓流釣行で、
鹿角グリップのランディングネットを使っている。
そんな中、2回前のお山の川で、久しぶりに違うネットを使った。
ご覧になっていない方は、上のリンクからぜひどうぞ。
この日は、尺岩魚と泣き尺のヤマメが出て、
私にしては、なかなか良い釣果に恵まれた。
この時に使ったネットが、これ。
イタヤカエデのグリップ、パープルハートのフレーム、
涼しい水色に染めたネット、なかなかお気に入りの一本なのだ。
しかし、この日釣った尺岩魚と、泣き尺のヤマメ、
両方ともネットの中で大暴れしてくれて、
フックがネットに絡んでしまってほどけなくなり、
面倒になって、ネットを切ってほどいたのだった。
というわけで、損傷個所1と損傷個所2の様子。
今回はこれを補修してみようと思う。
まず、残ったクレモナ糸を蟇股結びの結び目から1mmほど残して切断、
切り口がほつれないよう、結び目ギリギリまでライターで焼き溶かした。
補修には、ネットと同時に染めている予備の糸を使う。
もともと同じ色なのだが、さすがにネットの方は色あせている。
まあ、いいでしょ。
補修と言ってもたいしたことをするわけではない。
欠損している部分を片結びで連結して、
結び目から1mmほど残してカット、
切り口がほつれないよう、ライターで焼き溶かした。
この際、片結びの結び目もほんの少し溶かすようにしたので、
そう簡単にはほどけないと思う。
はい、完成画像。
少しは色の違いが目立たなくなるかと思い、
ネットを水に濡らして撮影してみたが、やっぱり目立つな。
けどまあ、実際に使う分には気にならないでしょ。
今回は、釣り場で時間をかけてほどくのがイヤになって、
ついつい短絡的に切ってしまったけれど、これは非常手段だね。
賢明な皆様には時間をかけて丁寧にほどくことをおススメします。