ととや@信州安曇野

信州周辺のトラウトルアーフィッシングなど

わざとだよ


最初に断っておくけれど、これはわざとだよ。
分かっていて、色止めを吹かずにドブ漬けしたのだ。

久しぶりに飛礫を少しつくっているのだが、
今回はアルミを貼らずにペイントで行こうと思い、
ベースにシルバーを吹いて、蛍光クリアーイエローを吹いて、
蛍光クリアーグリーンと蛍光クリアーオレンジを吹き、
ブラックでパーマークを吹いたのだ。
その後、色止めせずにドブ漬けしたというわけ。

今回はウレタン仕様なのだが、ウレタンコーティングの場合、
条件が整うと色止めを吹かなくても流れないことがある。
…ような気がする。

私がルアーをつくり始めた40年程前、
ハンドメイドルアーに関する情報は限られていた。
特に塗装やコーティングに関することはほとんど分からなかった。
小学生の私は「色止め」という作業は思いつきもしなかった。
いや、思いついたとしても、ごく初期はエアブラシが無く、
筆塗りと缶スプレー吹きだったから難しかったろうな。

それでも、プラカラーと床塗り用のウレタンクリアーで、
いくつもクランクベイトやペンシルベイトをつくった。
その中で、流れたり流れなかったりを経験した。
そう、流れないこともあったのだ。

少し脱線するが、このようなトライ&エラーって重要だと思う。
今は情報があふれており、うまくやれば、
誰でも最初からそれなりのルアーをつくることができる。
でも失敗から得て身に付いたスキルって、
ネットなどの情報のみで身に付いたスキルとは
もしかしたら同じではないかもしれないよ。

話をもとに戻そう。
今はウレタンを使う場合も、思考停止で色止めしているが、
今回、あのころを思い出し、いきなりドブ漬けを試みたのだ。
まあ、結果、流れたんだけどね。

どうすると流れないのかな?
乾燥時間?気温?湿度?色?塗料?コーティング剤?
またはそれらの組み合わせだろうか?

いくらこんなこと考えてみても、
比較する成功例が無いので想像の域を出ないことは分かっている。
そもそも色止め吹けば良いだけの話なんだけどね。
春だからかな、ちょっとギャンブルを打ってみたくなったのだ。

↓ちゃんとつくれば色は流れないよ

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