ととや@信州安曇野

信州周辺のトラウトルアーフィッシングなど

見上げれば桐の実


日曜日、今シーズン2回目のお山の川。
現場到着は9時頃だったか。
数日前に降った雪で、川はがっつり冬景色。

まずはTM→PMと昨シーズン良かった場所を釣ってみるが、反応なし。
いや、正確にはTMでやる気無さそうに出てきたサカナが1匹だけいたな。



いきなりの雪にさしたナイフ画像、これが何かと言いますと、
TMから抜けようとしてさまよっている時、
行く手をイバラに阻まれてしまい、これを使ったのだ。
藪を払ったままシースに入れておくのは良くなさそうなので、
雪で洗って水気を拭いておいたというわけ。
以前は小型の鉈を腰にぶら下げていたが、
最近はそれほどの藪を抜けることもなくなったので、
昨シーズンから装備をナイフ1本に変更したのだよね。
これで十分だな。

10時頃、下流を釣っていたヤフーブログ仲間から連絡が入る。
下流もまったくダメなようだ。
合流して相談し、しばしさまよった後、お昼頃にDKMに入る。

入ってすぐの堰堤上のほとんど止水のような場所で、
あちらこちらでしきりにライズしている。
ミノーには反応が薄いが、方向を変えてしつこく何投もすると、
この日最初の1匹がヒット。


パーマークの無いキラキラヤマメ。
いわゆるシラメってやつか。
よし、もうこいつらは放っておいて釣り上ろう。

上り始めてすぐ、岩魚らしきサカナがやる気チェイスしてきた。
しかしミノーに追いつけず、流れに戻っていく。
2投目も同様、まだやる気は続いている。
3投目は岸に乗り上げる寸前まで追ってきて反転。
さすがにダメかと思った4投目でガツンとヒット。



かわいい岩魚。今シーズン初の岩魚だ。

リリースして少し上流で今度は良いサイズがヒット。



これは尺あるかな?と思い、一応、メジャーをあてた。
しかし、うーむ、29.5cmというところか。


この後、上流にいたフライマンに追いついてしまい、
なかなか進んでくれないので、あきらめて引き返すことにした。
同行していたヤフーブログ仲間も同じくらい釣っていたと思う。

川づたいに引き返しながら、
先ほどシラメを釣った堰堤でスプーンを投げてみる。
たまにチェイスしてくるサカナがいる。
つつくようなバイトもあるが、乗らない。
管釣りみたいだな、と思っていたら、やっとヒットした。
ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ、ああ、ニジマスですね。



足場が悪くて場所がなく、雪の上に寝ていただいた。
でも安心してください、元気にお帰りいただきましたよ。
これで3魚種制覇だな。



なんだかもう十分満足したので15時前に終了。
前日の土曜も仕事だったのでさすがに疲れがたまっている。
翌日に備えて早く帰ってできるだけ休むのだ。

この日はずっと小雨が降っていて寒かった。
早くもう少し暖かくなると良いな。

 

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寒いっ!

土曜日。
お山の川に行くつもりで、金曜の夜にすべて準備をしておいた。
ところが、起きてみると大荒れの天気。
大雪、強風、さらに雷の予報。
それでも行くかどうか迷ったが、今回は見送ることにした。

夕方、少し気温が上がったかもと思い、外に出てみるとやはり寒い。
しかし、近くの本流に少しだけ行くことにした。
クルマの外気温表示はかろうじて1℃。
風も強い。とにかく寒い。
まあ、それでもすぐに帰れる場所なので、一応川へ。


水の色は良い感じ。水量も悪くない。
しかし、とにかく寒い。



今回はベイトタックル。

反応が無いまますぐに夕暮れになり、
軽いバックラッシュを頻発するようになった。
最初は、よく見えなくなってきたのと、手がかじかんでいるのとで、
サミングのタイミングが狂ってきたのだと思った。
しかしどうもおかしい。
飛距離がどんどん出なくなっていく。
もしや?



案の定、ガイドが凍っていたよ。
これはダメだな。もう体も限界だ。
撤収~。

 

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カモシカ イノシシ ニホンザル


8時前、クルマのフロントガラス。
見ての通り寒い朝だ。
しかし今日はお山の川の初陣なのだ。レッツゴー!



釣り開始は10時頃。タックルは42のグラスロッドを選択。
昨シーズンは快刀ラグレス丸ばかり使っていたので、
ちょっと趣向を変えてみようかと。



新品のウェーダー。気分が良いね。
どこに行くか迷って、最初はTMMに入ってみたが、ダメ。
30分ほどで餌釣りの人と出会ってしまい、STBへ移動。

STBは入ってすぐにチェイスを確認、そしてヒット。
慎重に寄せてネットで丁寧にランディング。


今シーズンの1匹目はニジマス
毎年書いているかもしれないが、1匹目はうれしいね。

リリースして次のキャスティングで再びチェイスを確認。
やる気はあるが流れが速くミノーに追いつけないようだ。
立ち位置を変えて、ダウンでミノーを通すと、ヒット。



2匹目もニジマス

その後、めぼしいポイントを叩きながらウロウロする。
たまにサカナが出てくるが、やる気のないチェイスが多い。


とにかくね、寒いのよ。


流れの無いところは凍っているからね。
高活性は期待できない。

流れの遅い淵でやっと3匹目をかける。
お、今度はニジマスの引きではないぞ。



小さなヤマメ。ありがとう。

この後、とんでもないものを目撃してしまい、
釣り続けるのが怖くなって川から上がる。



クルマに戻って昼ごはんを食べて帰宅。
正味2時間ほどの釣りだったが、まあまあ満足。



晴れたり曇ったり、雪がちらついたり、変な天気だった。
一時は吹雪いてもいたし。

というわけで先週の本流スタートに続き、渓流もスタートです。
今年もよろしくお願いします。

・川へ向かう道中、警察官がクルマを誘導しており、
 そのすぐ足元にはカモシカがうずくまっていた。
 カモシカはおとなしく口をモゴモゴ動かしており、
 苦しそうな様子はなかった。
 おそらくクルマと接触したかなにかでケガをしたのを、
 保護しようとしていたのではないかと思う。
 あの後どうなったのかしら、少し気になる。
・ヤマメを釣った後、対岸の土手の上を巨大なイノシシが
 下流に向かって疾走していった。
 至近距離だったこともあり、すごい迫力だった。
 あんなのが川に下りてきたら危険だと思い、すぐに撤退した。
・帰り道で、前を走っていたバスが突然減速した。
 道にはクルマに轢かれたニホンザルの死体があり、
 回避するために対向車線に出たのだった。
 そして、すぐ横のガードレールの上を、
 一匹のサルが困惑したように行ったり来たりしていた。
 兄弟なのか親子なのか恋人なのか分からないが、
 見ていてかわいそうだった。
 自分も含めドライバーの皆さん、運転には気をつけましょう。

 

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本流でスプーンをぶん投げるのは気持ちいい


さてさて、2024年シーズンが始まったよ。
ちょっと色々と忙しくて解禁最初の週末は川に出られず、
今回は一週遅れのスタートとなった。
連休中日の夕方、犀川へ。



今シーズンのスタートタックルはスピニングにした。
ロッドは小回りの利く6フィート。
これで50以上クラスをかけるとかなり苦労することになるが、
まあ、どうせ釣れないでしょ。
ここ数年、初戦は肩慣らしみたいなものだ。



安心してください、釣れなかったよ。
しかし、藪をかき分け進み、流れを渡り、
短時間ではあったけれど冒険欲が満たされた。
それに本流でスプーンをぶん投げるのは気持ちいい。

というわけで、皆様、今シーズンもよろしくお願いします!

 

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ランディングネット「Cacophony」


カーブタイプの渓流用ランディングネットが完成。



フレーム材は外側から、
オバンコール、ウェンジ、マホガニー、神代タモ。
今回はインナーフレーム無しの4プライ構成。

一番外側のオバンコールは、少し透明感があるような、
そしてキラキラするような色合いが出ていて良いね。



グリップは月桂樹。

こうして見ると、5種の材の色あいに差があるなあ。
これは人によって好き嫌いがあるかもしれない。
製作者としてはもちろん気に入っている。



グリップとフレームの合わせは接線つなぎにせず、
少し段差をつけて、角Rの大きさで合わせてみた。
(↑ちょっと何言ってるか分からないかもしれないけど、
 たいしたことを言っているわけではありません。
 製作時の忘備録的なものなので気にしないでください。)
この方がグリップの主張がより強いような気がする。



クレモナネットはネイビー~パープル~ピンクのグラデーション染め。



グリップ裏面はこんな感じ。裏面と言うと語弊があるが、
「p持ち」の裏で、「q持ち」の表にあたる面。
月桂樹の木目の違いはあるが、表裏ともほとんど同じ雰囲気。



内径26cm×19.5cm、全長39.5cmの渓流お手頃サイズ。
命名「Cacophony」。

 

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夜の松本城


土曜日の夜、松本城プロジェクションマッピングを見てきた。
真冬の夜なのでそれなりに寒いけれど、なかなかだったよ。
この日は風も無く、お堀に鏡像が映り、月も綺麗だった。

これから行く人にひとつアドバイスを。
プロジェクターの近くから見るのがおススメです。
ととやは最初、城に向かって少し右寄りから見ていたのだが、
妻が「なんかピントが合っていない気がする」と言うので、
左寄りに移動してもう一度見直した。
すると城との一体感や立体感が格段に増したのだ。
短いプログラムなので場所を変えて見比べても面白いかもね。

 

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仮止めする?しない?

この週末は大雪になると天気予報で脅されていたけれど、
日曜日の朝に少し積もっている程度ですんだ。
この気温では雪にならないよね。
良かった良かった。


これは何をしているのかと言いますと、
成形を完了したルアーの両面テープを外しているのですね。

ととやは、まず切り出したバルサ2枚を両面テープで仮止めし、
カッターで粗く削り、サンドペーパーで成形してから、
両面テープを外して内部構造の組み込みをしている。
その後、接着。
接着時に微小なズレが出てしまう時があるので、
軽く最後のサンドペーパー調整をして、
ディッピング工程に移るという順序。

これに対し、最初にウェイトなどの内部構造を組んでしまい、
接着してから成形を開始する方法もある。
この方が工程数は少ない。
もちろん試したことはあるし、
それで完成させたルアーもいくつかある。
しかし、アイの部分がカッターやサンドペーパーの邪魔になり、
どうにも気持ちよく削れないのよね。

つくり方は人それぞれだと思うけれど、
どっち派が多いんだろうね?

 

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