ととや@信州安曇野

信州周辺のトラウトルアーフィッシングなど

お山の川は良い季節


ここのところ忙しくてしばらく来ていなかったお山の川へ到着。
ずいぶん水量が増えている。いい感じだ。
ととやにしては早めの7時半スタート、PMの上流に入る。



こんなロッドをひっぱり出してみた。
20年くらい前のシルバークリーク、テレスコのパックロッド。
最近の若い人(←とうとうこんな表現をするように 笑)は、
こんなリールシートを知らないのでは?

開始2投目でヒット、しかし足元でバラし、なんだかイヤなスタートだ。
この後しばらく釣れず、最初の1匹が釣れたのは1時間後。



元気で健康そうなニジマス
しかし後が続かず、2匹目はまた1時間後。



9寸くらいの岩魚。

じっくり釣ったけれど反応があまり良くない。
ちょうどロッドも交換したかったので、いったんクルマに戻る。



このロッドはたたむとこんなにコンパクトになる。
バイクで釣りに行っていた頃は重宝していた。
最近の飛礫は重くしているので、このロッドだと少し弱いな。

ロッドを快刀ラグレス丸に交換してTIへ移動、
入渓して岸から投げた場所でヒット。


コンディションの良いヤマメ。3匹目で3魚種だ。

ここは岸が藪なので、いつもは川の中を歩いて進むのだが、
この日は水が多く危険だった。
しかたなく藪をかきわけて岸から上流へ回り込む。


突然帽子を持っていかれたの図。
トゲのある木も多いので気を付けねば。



9寸ほどのヤマメ。ギンケしていた。
ここではヤマメを4匹釣り、お昼のチェアリングタイム。



コンビニおにぎり2個とミニカップヌードル。ちょうどいい。
…さて、休んだぜ。午後の部はどこへ行くか?

NKGに入り、釣れずに短時間で移動、ここはどうも苦手だ。
OA→OKGと回ってみるが、どちらも先客があり、さらに移動。
前から目を付けていたが入ったことのないKKSに初めて入ってみる。
ここは道からかなり高低差があり、入退渓がつらい。
特に帰りはつらかったので覚えておこう。



チェイスはそこそこあったのだが、
食わなかったり、つつくだけで乗らなかったりで、
結局、釣れたのはこの1匹だけ。
2時間ほどかけて、移動できる範囲は全部釣ったんだけどね。
時間は16時。そろそろ足はガクガクだ。

この後、IWB(ここも初めて入った)で岩魚を1匹追加。
最後、TNCでヤフーブログ仲間と合流し、ヤマメを1匹追加。
モンスタークラスのチェイスが2回あったが、
1匹目はピックアップと同時に水面までサカナが出てきてやっと気づき、
2匹目はずっと追っているのが見えていたが食わせられなかった。



今年は色々と対策した甲斐があって花粉症がそれほどつらくない。
例年よりもこの季節を楽しむことができている。

温泉に入って帰宅。
なかなか良い休日だったな。

 

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わざとだよ


最初に断っておくけれど、これはわざとだよ。
分かっていて、色止めを吹かずにドブ漬けしたのだ。

久しぶりに飛礫を少しつくっているのだが、
今回はアルミを貼らずにペイントで行こうと思い、
ベースにシルバーを吹いて、蛍光クリアーイエローを吹いて、
蛍光クリアーグリーンと蛍光クリアーオレンジを吹き、
ブラックでパーマークを吹いたのだ。
その後、色止めせずにドブ漬けしたというわけ。

今回はウレタン仕様なのだが、ウレタンコーティングの場合、
条件が整うと色止めを吹かなくても流れないことがある。
…ような気がする。

私がルアーをつくり始めた40年程前、
ハンドメイドルアーに関する情報は限られていた。
特に塗装やコーティングに関することはほとんど分からなかった。
小学生の私は「色止め」という作業は思いつきもしなかった。
いや、思いついたとしても、ごく初期はエアブラシが無く、
筆塗りと缶スプレー吹きだったから難しかったろうな。

それでも、プラカラーと床塗り用のウレタンクリアーで、
いくつもクランクベイトやペンシルベイトをつくった。
その中で、流れたり流れなかったりを経験した。
そう、流れないこともあったのだ。

少し脱線するが、このようなトライ&エラーって重要だと思う。
今は情報があふれており、うまくやれば、
誰でも最初からそれなりのルアーをつくることができる。
でも失敗から得て身に付いたスキルって、
ネットなどの情報のみで身に付いたスキルとは
もしかしたら同じではないかもしれないよ。

話をもとに戻そう。
今はウレタンを使う場合も、思考停止で色止めしているが、
今回、あのころを思い出し、いきなりドブ漬けを試みたのだ。
まあ、結果、流れたんだけどね。

どうすると流れないのかな?
乾燥時間?気温?湿度?色?塗料?コーティング剤?
またはそれらの組み合わせだろうか?

いくらこんなこと考えてみても、
比較する成功例が無いので想像の域を出ないことは分かっている。
そもそも色止め吹けば良いだけの話なんだけどね。
春だからかな、ちょっとギャンブルを打ってみたくなったのだ。

↓ちゃんとつくれば色は流れないよ

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春は新しいロッドが欲しくなるのか?

ここしばらくブログもインスタもさぼり中だ。
書きたいことは色々あるのだけれど、ちょっと忙しいのよ。

さてさて、ちょうど一年ほど前、シルファーが折れた話を書いた。
経緯を説明すると、
①1匹しか釣っていないほぼ新品のシルファーを折ってしまった。
②修理してみた。
③違和感なく使用でき、よく釣れた。良かった良かった。
ブログに書いたのはここまでである。

下記に①~③の記事を並べておくので、
「読んでやっても良いぜ」っていう方はどぞ。

これで終わればめでたしめでたし、しかし実は後日談がある。
次の釣行にもシルファーを使おうと思い、
前日の夜にジョイントして振ってみたらカタカタいうのよ。
これではいつ再び折れるか分からない、もう使わないでおこう。
でもシルファーが折れてくれたおかげで、
快刀ラグレス丸を手に入れることができたのは事実。
悪いことばかりではなかった。と思いたい。

そして、また次の春を迎えた今、
シルファーに代わる新しいロッドが欲しくなってきたのだ。
ロッドの好みは一年前となんら変わっていない。
ということは、選択肢は自ずと限られてくる。
以前ブログに上げた「好みのロッドまとめ表」の登場だ。

で、ここから選ぼうとして、さらに一本候補があることに気づいた。
これ、去年あったっけ?今年発売したの?
元エクセルが見つからないので、めんどくさいから追加しないが、
メーカー/種別/品番/全長/重量/ルアー/所感 の順で、
ダイワ/シルバークリークトラッド/53UL/5.3/72/7/去年はなかったの?
という感じである。

シルファーの代わりにラグレスボロン買ったんじゃないのか?
というツッコミは無しで。
この2本は方向性がまったく異なるので、代わりにはならんのだよ。
春は新しいロッドが欲しくなるのかねえ?

 

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積雪の川


お山の川、8時到着。先週に引き続き完全に銀世界。
途中の道にも雪があって、いつもよりも時間がかかった。



川はこんなですよ。雪はおそらく前日降りたて。
歩きにくいったらない。
というか、とっても危険だった。



突然、腰まで雪に埋まってしまったの図。
ちょうど石と石の間を踏み抜いてしまったのだ。
危ない危ない、こんなところで怪我でもしたらシャレにならん。
というわけで、かなり慎重に遡行開始。

入ったばかりの場所でヤマメのチェイスがあった後、
しばらく反応がない。
おかしいな、すごく釣れそうなのに。



開始から1時間以上経過して、やっと釣れたヤマメ。
なんだかガチャガチャしたような画像だが、
近くに適当な撮影場所が見つからなかったのでお許しあれ。



2匹目。20cmちょいかな。
この後、同じようなサイズのヤマメを釣って、今日はおしまいにした。

本当はもう少し上の堰堤まで行くつもりだったのだが、
直前でフライマンに横入りされてしまったのだ。
まあ、どこからでも入れるような川なので仕方ないけどね。
ちょうどお昼だったし、まあ良いでしょう。

それにしても、もっと釣れそうな気がしたけど、全然ダメだったなあ。



こんなのをたくさん見かけた。



ヒットルアーは3匹ともこのミノー。
おろしたてなのにテールを破損させてしまった。
また補修せねば。



釣った区間は地図で見ると1.5kmほどの距離、
しかし雪中遡行だったのでかなり脚にきた。
入渓退渓もザクザク雪に埋まりながらで、きつかったし。
クルマにたどりついた時には汗だく&右足がつりかけていたよ。

しまったなあ、これは来週に疲れが残りそうだぜ。

 

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見上げれば桐の実


日曜日、今シーズン2回目のお山の川。
現場到着は9時頃だったか。
数日前に降った雪で、川はがっつり冬景色。

まずはTM→PMと昨シーズン良かった場所を釣ってみるが、反応なし。
いや、正確にはTMでやる気無さそうに出てきたサカナが1匹だけいたな。



いきなりの雪にさしたナイフ画像、これが何かと言いますと、
TMから抜けようとしてさまよっている時、
行く手をイバラに阻まれてしまい、これを使ったのだ。
藪を払ったままシースに入れておくのは良くなさそうなので、
雪で洗って水気を拭いておいたというわけ。
以前は小型の鉈を腰にぶら下げていたが、
最近はそれほどの藪を抜けることもなくなったので、
昨シーズンから装備をナイフ1本に変更したのだよね。
これで十分だな。

10時頃、下流を釣っていたヤフーブログ仲間から連絡が入る。
下流もまったくダメなようだ。
合流して相談し、しばしさまよった後、お昼頃にDKMに入る。

入ってすぐの堰堤上のほとんど止水のような場所で、
あちらこちらでしきりにライズしている。
ミノーには反応が薄いが、方向を変えてしつこく何投もすると、
この日最初の1匹がヒット。


パーマークの無いキラキラヤマメ。
いわゆるシラメってやつか。
よし、もうこいつらは放っておいて釣り上ろう。

上り始めてすぐ、岩魚らしきサカナがやる気チェイスしてきた。
しかしミノーに追いつけず、流れに戻っていく。
2投目も同様、まだやる気は続いている。
3投目は岸に乗り上げる寸前まで追ってきて反転。
さすがにダメかと思った4投目でガツンとヒット。



かわいい岩魚。今シーズン初の岩魚だ。

リリースして少し上流で今度は良いサイズがヒット。



これは尺あるかな?と思い、一応、メジャーをあてた。
しかし、うーむ、29.5cmというところか。


この後、上流にいたフライマンに追いついてしまい、
なかなか進んでくれないので、あきらめて引き返すことにした。
同行していたヤフーブログ仲間も同じくらい釣っていたと思う。

川づたいに引き返しながら、
先ほどシラメを釣った堰堤でスプーンを投げてみる。
たまにチェイスしてくるサカナがいる。
つつくようなバイトもあるが、乗らない。
管釣りみたいだな、と思っていたら、やっとヒットした。
ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ、ああ、ニジマスですね。



足場が悪くて場所がなく、雪の上に寝ていただいた。
でも安心してください、元気にお帰りいただきましたよ。
これで3魚種制覇だな。



なんだかもう十分満足したので15時前に終了。
前日の土曜も仕事だったのでさすがに疲れがたまっている。
翌日に備えて早く帰ってできるだけ休むのだ。

この日はずっと小雨が降っていて寒かった。
早くもう少し暖かくなると良いな。

 

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寒いっ!

土曜日。
お山の川に行くつもりで、金曜の夜にすべて準備をしておいた。
ところが、起きてみると大荒れの天気。
大雪、強風、さらに雷の予報。
それでも行くかどうか迷ったが、今回は見送ることにした。

夕方、少し気温が上がったかもと思い、外に出てみるとやはり寒い。
しかし、近くの本流に少しだけ行くことにした。
クルマの外気温表示はかろうじて1℃。
風も強い。とにかく寒い。
まあ、それでもすぐに帰れる場所なので、一応川へ。


水の色は良い感じ。水量も悪くない。
しかし、とにかく寒い。



今回はベイトタックル。

反応が無いまますぐに夕暮れになり、
軽いバックラッシュを頻発するようになった。
最初は、よく見えなくなってきたのと、手がかじかんでいるのとで、
サミングのタイミングが狂ってきたのだと思った。
しかしどうもおかしい。
飛距離がどんどん出なくなっていく。
もしや?



案の定、ガイドが凍っていたよ。
これはダメだな。もう体も限界だ。
撤収~。

 

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カモシカ イノシシ ニホンザル


8時前、クルマのフロントガラス。
見ての通り寒い朝だ。
しかし今日はお山の川の初陣なのだ。レッツゴー!



釣り開始は10時頃。タックルは42のグラスロッドを選択。
昨シーズンは快刀ラグレス丸ばかり使っていたので、
ちょっと趣向を変えてみようかと。



新品のウェーダー。気分が良いね。
どこに行くか迷って、最初はTMMに入ってみたが、ダメ。
30分ほどで餌釣りの人と出会ってしまい、STBへ移動。

STBは入ってすぐにチェイスを確認、そしてヒット。
慎重に寄せてネットで丁寧にランディング。


今シーズンの1匹目はニジマス
毎年書いているかもしれないが、1匹目はうれしいね。

リリースして次のキャスティングで再びチェイスを確認。
やる気はあるが流れが速くミノーに追いつけないようだ。
立ち位置を変えて、ダウンでミノーを通すと、ヒット。



2匹目もニジマス

その後、めぼしいポイントを叩きながらウロウロする。
たまにサカナが出てくるが、やる気のないチェイスが多い。


とにかくね、寒いのよ。


流れの無いところは凍っているからね。
高活性は期待できない。

流れの遅い淵でやっと3匹目をかける。
お、今度はニジマスの引きではないぞ。



小さなヤマメ。ありがとう。

この後、とんでもないものを目撃してしまい、
釣り続けるのが怖くなって川から上がる。



クルマに戻って昼ごはんを食べて帰宅。
正味2時間ほどの釣りだったが、まあまあ満足。



晴れたり曇ったり、雪がちらついたり、変な天気だった。
一時は吹雪いてもいたし。

というわけで先週の本流スタートに続き、渓流もスタートです。
今年もよろしくお願いします。

・川へ向かう道中、警察官がクルマを誘導しており、
 そのすぐ足元にはカモシカがうずくまっていた。
 カモシカはおとなしく口をモゴモゴ動かしており、
 苦しそうな様子はなかった。
 おそらくクルマと接触したかなにかでケガをしたのを、
 保護しようとしていたのではないかと思う。
 あの後どうなったのかしら、少し気になる。
・ヤマメを釣った後、対岸の土手の上を巨大なイノシシが
 下流に向かって疾走していった。
 至近距離だったこともあり、すごい迫力だった。
 あんなのが川に下りてきたら危険だと思い、すぐに撤退した。
・帰り道で、前を走っていたバスが突然減速した。
 道にはクルマに轢かれたニホンザルの死体があり、
 回避するために対向車線に出たのだった。
 そして、すぐ横のガードレールの上を、
 一匹のサルが困惑したように行ったり来たりしていた。
 兄弟なのか親子なのか恋人なのか分からないが、
 見ていてかわいそうだった。
 自分も含めドライバーの皆さん、運転には気をつけましょう。

 

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