ととや@信州安曇野

信州周辺のトラウトルアーフィッシングなど

犀川禁漁前最終日


気がつけば今年はブラウンを一匹も釣っていなかった。
というわけで往生際悪く禁漁前の最終釣行。夕方少しだけ。
我ながらかなり集中して釣り、しかしなんの反応もなく時間だけが過ぎる。

 

とある浅瀬にさしかかると少し離れた場所で小魚が逃げまどっている。
これはチャンスか?しかし捕食者の姿は見当たらない。
一瞬の静寂の後、すぐ目の前で数匹の小魚が水面を割り、
モンスタークラスのサカナが背ビレ(というより背中)を出して追い回す。
でかい!!
すぐに私に気づき、背中を出したまま慌てて流れの中へ消えていった…。
やっぱり凄いのがいるなあ、クネクネしていたから多分ブラウンだろう。

よし、暗くなるまであと30分だ。
さらに集中力が高まる。
底を流していたスプーンが下流に達し浮き上がるタイミングで、
「ゴンゴンッ」と明らかな魚信!するどくアワセを入れる。
まさか、最後の最後にさっきのモンスターか?

 

 


この子でした。
そんなにうまくいかんわな…。

というわけで今シーズン初ブラウンが最後のサカナとなった。

 

 


太陽が沈んでしまった。これでおしまいだ。
お疲れ様。
半年間、ゆっくり休むとしよう。

 

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GYZEルアー

初夏の頃に「め」さんから連絡があり、
9月に札幌までGYZEというバンドのライヴに行くので、
差し入れ用のルアーをつくってほしいという話だった。

実はGYZEを知らなかったのだが、
少し聞いてみると音楽はものすごくしっかりしていたし、
メタルファンに刺さるユーモアも気に入った。
さらにフロントマンがなんちゃってではない釣り人だと分かり、
だんだんやる気が出てきてしまった。

そして完成したのがこちら。

 

ネットから断片的に拾ってきたフロントマンさんの釣り情報から
ととやのラインアップで言えば波切(なみきり)が良いだろうと判断した。
私自身、犀川でまあまあのブラウンを数匹上げている。

75mm 8.5g フローティング。

 

どこが差し入れ用なのかと言うと、左側がスペシャルなのだ。

 

「GYZEのロゴ入り」が「め」さんから唯一のリクエストだった。

 

そして。
色々とあって、ご本人に直接渡すことができたとのこと。
良かったですね。私も嬉しいです。
ありがとうございました。

 

↓このブラウンのヒットルアーも波切なのだ。

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渋滞

作業台に使っている机の上に仕掛中のブツを並べてみた。

 

インナーフレーム貼り待ちのネットが2本。
グリップ3本はフレーム材選定中。

 

赤いのは製作中の飛礫
なんとなく真っ赤にしてしまったが、
完成時に赤い部分はほとんど残らないはず。

奥の花梨瘤材はしばらく前から置きっぱなしにして、
材取りのレイアウトをイメージしている。
瘤の目を効果的に使い、入り皮を避け、無駄のないように…。
ムズカシイネ。

 

もうすぐ始まるトラウトシーズンオフもなにかと楽しみなのだ。

 

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色白ヤマメ


今シーズンもあとわずか。
4時半にかけたアラームを止めて2度寝し6時起床。
クルマに乗り、RAGEのThe Missing Linkをかけて、
Refugeが終わるとともに川に着いた。
恵まれている環境だよな~、と思う。

 

さて。川は白い濁りが入っている。
雨は降っていない。上流で工事でもしているのだろうか?
少し行くとニジマスが腹を上にして泳ぎながら流されていく。
なんか変だな。

釣れないまま進むこと小一時間。
また岸際をニジマスがふらふらと泳いでいる。


こんな感じよ。やばそうでしょ?

サカナの反応が無いまま進むと、またまた同じようなニジマスを発見。
これで3匹目だ。ちょっと観察してみるか。
ネットを出すと逃げる様子を見せたものの簡単にすくえてしまった。

 


うん。これはあきらかに放流したてのニジマスだ。
きっと上流で工事補償の放流でもしたのだろう。
なんか今日はダメだな。帰るとするか。


道に上がれる場所が無かったのでそのまま川づたいに下りながら、
ダウンにミノーを投げるとあっさりヒット。
放流ニジマスか?と思いながら寄せてくると鮮明なパーマーク。
今日は貴重な1匹だと思い、丁寧にネットイン。



体色が白く、黒点が少なく、鮮明なパーマークが背中まで不規則に並ぶ。

もう15年くらいこの川でヤマメを釣っているが、
毎年必ずこのタイプのヤマメが釣れる。
私はネイティブなのだろうと思っている。
もちろん本当のことは分からないけど。

 

 


すっかり秋の空。
これで終わりかな?
週末にもう1回行けるかな?

 

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禁漁間近のお山の川


禁漁間近のお山の川へやってきた。
9時頃スタート。ものすごい強風で釣りにくい。

 

 


この日は「待ってろ尺ヤマメ」仕様のタックル。
珍しく6フィートを使ってみた。
うーむ、場所によって使いやすくも使いにくくもあるな。

 

淵をサイドクロスに投げたミノーに良いサカナが浮いてきて、
ヨシ!と思ったら直前でUターン。
こんな時、どうすれば良いのか?
待つのかすぐに投げるのか、トレースコースは変えるのか、
ルアーはそのままなのか変えるのか、アクションは…
正解が分からない。ケースバイケースだしなあ。

 

今回はミノーのカラーをガラッと変えてみた。
すると先ほどよりもひと回り小さなサカナがかかるという、
正解と不正解の間くらいの結果になった。

 


例のカラー。水がクリアーでもよく釣れるわ。

日中はかなり気温が上がったので、川から上がって2時間ほどドライブ。
コロナ前によく行っていたケーキ屋さんを目指すも、
着いたらお休みで手ぶらで川に帰ってきたというオチ。

そして午後の部。立っていられないほどの強風の中、再スタート。
ここからは42のショートロッドに持ち替えた。


釣られちゃってびっくりしたなー、の顔。

 

 


変な色の飛礫も活躍。

 

と、こんな感じでそれほど大きくないヤマメがダラダラと釣れ続け、
特にクライマックスもなく夕方を迎え、終了。

 


じゃあね、また半年後に来るよ。

 

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犀川で嫌な思いをした話


8月末頃の話。
あまり書く気がしないが、釣行はすべて記録しておきたいし、
飛ばして次の釣行記を書くのも気持ち悪い。

 

午後2時頃、これからという時間帯だった。
見渡す限りだれもいない犀川
私は気持ちよくスプーンをフルキャストしていたのだ。
…いや、詳細は良いや。

 

見渡す限りだれもいないのだ。
そして私は対岸を釣っているのだ。
わざわざこっちに挨拶してまでいきなり真正面に入らないでくれ。
しかも同じルアーマンじゃないか、状況は分かるだろうに。
こっちはあんたの足元を釣っているのだ。
挨拶すれば相手がどう思っても良いというのだろうか?

 

嫌な気持ちになってしまい、即納竿。
クルマに戻ってタックルを片付けていたらモラムのクラッチが戻らない。
あ~あ。なんてこったい。

 

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世界三大銘木


上から、ウォールナット、チーク、マホガニー
これが世界三大銘木らしい。
これらの材について私が認識している共通の特徴として、
どれもオイル仕上げ映えする材だということがある。
特にマホガニーなんて、今は飾り気のない赤い材だが、
オイルを塗布すると透明感のあるなんとも言えない色合いになるのだ。

 

こうしてフレーム材を並べてみると色の組み合わせも悪くないので、
今回はこれでランディングネットを組んでみた。

 

 


イマココ。
グリップはウォールナットなので、今のところすべて世界三大銘木なのだ。
さて、インナーフレームの材を何にしよう?

 

グリップと接している一番内側をマホガニーにした。
同じ材を重ねるのはつまらないのでマホガニーの可能性は消える。
一方、グリップと同じ材はアリだと思っているので、ウォールナットは良いかも。
チークも良いだろうが、木目が凡庸なのでどうかと思っている。
やはりここは三大銘木から離れ、明るい万能選手カーリーメープルだろうか。

うーむ、悩むぜ。

 

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