ちくわじゃないよ。
鹿角ランディングネットのグリップエンドに穴をあけて、
ダボ用の丸棒材を圧入接着し、切断して平面を出したところ。
切断前の状態。15mmほど入っている。
切りっぱなしの鹿の角は見栄えが悪いので、
グリップエンドに木を付けるための前処理をしているのだ。
完成するとこんな感じになる。
これは今シーズン自分で使っていたネットのグリップエンド。
グリップエンド材は鹿角に接着してあるだけでなく、
ヒートンの奥にタッピングネジを仕込んで補強している。
つまり、ヒートン用のφ5穴は途中止めになっていて、
その奥はφ3でグリップエンド材に貫通穴があいていて、
φ2のタッピングネジで鹿角材に締結しているのだ。
しかしこの加工をしている時、
鹿角に対してタッピングネジが効かないことが分かったので
ネジの先に接着剤をたっぷりつけて固めたのだ。
効果があったのかどうか分からないけれど、
1シーズン、かなり荒っぽく使ってみてなんともなかった。
今回はさらに改善策として、タッピングネジが効く材料を
あらかじめ鹿角に埋め込んでおくことにしたというわけ。
ネジはこれを使うよ。
φ5ヒートンを使うのでそれよりキャップ径が大きいものは使えない。
となると、φ2が限界なのだ。
この径では最も強度がありそうなものを選んだつもり。
こういうこと。
奥にネジの頭が見え…ないか。
いや、よく見ると見えるな。
一応、拡大します。
プラスネジの頭が見えるでしょ。
鹿角の中に埋め込んだ木材のおかげでタッピングネジがばっちり効いた。
さらに一度外してスクリュー部に接着剤を塗布し、締めなおした。
粗削りまで。
この後、鹿角の凹凸に合わせて仕上げていくのだ。