ととや@信州安曇野

信州周辺のトラウトルアーフィッシングなど

花梨瘤のオートロック式カッターにネジ式を換装する

ルアーやらランディングネットやらをつくる上で、
カッターナイフは手放せないツールのひとつ。
ととやも作業により何種類かを使い分けている。

 


これは使っているカッターのうちのひとつで、
「やる気の出るカッター」と呼んでいる。
いつかどこかのクラフトフェアで購入したものだ。

 

 


裏側はこんな感じ。綺麗な花梨瘤。
やる気が出るでしょ?
しかしこれはオートロック式で本気の作業には使えないのだ。

それから刃を折る金具も小さくて使いにくい。
慣れない人には危ないんじゃないかな。

 

 


そこでこれを換装することにする。
タジマのネジロック式カッターだ。
刃の規格は一緒なのでなんとかなるだろう。

 

 


上は私が20年以上だろうか?とにかく長く使用しているもの。
下は新たに購入したもの。
新しい方はMade in Japan表記が無いね。
そして板金の曲げ方がダルい、全体にシャープさが無い。

 

 


特に工夫することもなく換装できた。
本体にオートロック式用のギザギザが残っているが、
これがあってもネジ式は全く問題なく機能する。
刃を折る金具は表裏逆にしたら取り付けできた。
新品の刃も十分本体に収まり安心だ。

これでやる気の出るカッターの出番が増えるぜ。

 

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ランディングネットホルダー

Creemaにランディングネットホルダーを出品しました。

www.creema.jp

 

今回は取付部のフレーム断面周長が36mmまで対応のもの、3色です。

近日中に38mmまで対応するものも3色出品する予定です。
ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

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淡水シジミ

我が家の裏にちょっとした水路が流れている。
水の少ない時は水深5cmほどになるようなしょぼい水路だが、
毎年、夏にはわずかながら蛍が飛んでいる。
ごくまれにサカナが迷いこんでくることもある。
これまでに岩魚とニジマスとウグイを目撃している。

 

その水路にこんなものがいた。

 

 


これはシジミのようですね。

ここ2~3年、流れの中で貝殻を見かけることがあり、
上流で食べかすでも捨てているのか、ケシカラン、と思っていた。
今回、少し泥が溜まっているところを掻き出してみたら、
生きている貝がゴロゴロ出てきたというわけ。

 

古くから住んでいる人の話によれば、
昔はこのあたりにたくさんいて、食べることもあったそうだ。
農薬の影響などでいなくなっていたと思っていたが、
最近になってまた増えてきたのかな~?とのこと。

さすがに食べる気はおこらないけど、少しうれしかったという話。

 

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ランディングネット「葉桜」

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安曇野は今まさに桜が満開。
ランディングネットもこんなことに。

 

 

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水墨画のようなバーズアイメープルのグリップ。
うねる緑灰色の木目を川の流れに、
そしてバーズアイを桜の花びらに見立てたのよ。

 

 

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フレームは外からボセ、カーリーメープル、ウォールナット
インナーフレームがバーズアイメープル。

 

 

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グリップ表。

 

 

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グリップ裏。
裏と言ってもq持ちする人にはこちらが表だけど、
今回の意匠はやはりシラタの面を表と言いたい。

 

 

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グリップエンドは八角形、
先端に向かい徐々にフィレットを大きくし、
センター付近の断面は角の無い滑らかな楕円形状。
握りやすいよ。

 

 

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表と裏はかなり表情が違う。

 

 

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例の真面目につくったネットホルダーとともに。

内径25cm×18cm。命名、葉桜。

 

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試作を重ね

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ランディングネットホルダーを真面目につくってみようと思い、
試行錯誤しながら試作を重ね、一応の完成形にたどりついた。
手前の赤いのがそれね。

 

これまではそれぞれのランディングネットに合わせ、
ワンオフでネットホルダーをつくっていた。
これはジャストフィーット!にしたいからなのだが、
調整すべきはジャンパーホック間の距離であって、
あとの寸法や基本構造は統一できるわけだ。

ホック間の距離はフレームの断面周長によって変更するが、
フレーム材の厚さと幅と、それを何枚使用しているかが分かれば、
これもだいたい決まってくる。
(角Rの取り方で変わるのだが、だいたい、ということ)

結局、3種類くらい作っておけば、
どのネットにもそこそこ対応できそうだ。
革はある程度伸びるしね。

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以下は備忘録。

今回はコバとトコ面をトコノールで処理した。
どうせ水に入れるものなので、どこまで耐えるか分からんが、
少なくとも性能に悪影響は無いだろう。


ホックとフレームの接触防止部は、下側より上側の方が良い。
(下側の例が手前から2番目の青いブツ、上側は手前の赤)
ゲンコ径<バネ径なので、下側にするとホックを留める時に
革の端面をバネが押してしまうことがあるが、
上にしておけばそれがないから。

チャートリュースのスパークリングワインだと?

シャルトリューズ
我々釣り人になじみ深い「チャートリュース」の語源になった例のアレ。
シャルトリューズのスパークリングワインというのを見つけて購入してみた。

飲み切りサイズの200mlで、シャルドネの辛口、
お手軽で美味しかったのだが…。

 

シャルトリューズでググってみると、
どうもワインなんてつくっていないようなのだ。

 

んん?どゆこと?


気になってボトルのラベルを読んでみると、
どこにもCHARTREUSEなんて書いていない。
しかもHUNGARYと書いてある。

んん?

購入したサイトを確認。まだ同じものを売っている。
確かにシャルトリューズと表示されている。

なにかどこかで間違いがあったのか、
それとも本当にシャルトリューズと関係があるのか(いや、ないだろ)。

まあ、美味しかったしどうでもいっか。

 

ところでチャートリュースの語源となった
シャルトリューズジョーヌも購入してみた。
これはこれで楽しみなので、
また今度飲んでレポートさせていただくことにする。

 

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