ととや@信州安曇野

信州周辺のトラウトルアーフィッシングなど

つらい9時間は最後の15分のためにあったと思いたい

日曜の8時半、お山の川へ到着。
何ヶ所か偵察した後、まずはTIに入る。
ここに行くつもりはなかったのだが、
先週の尺岩魚様が頭にチラついて、ふらふら~と。

 


はい、初登場。ラグレスボロンの49。
もう最初に書いちゃうけど、超気に入った。
まさに「これだよ、これ!」という感じ。

ロッドを試しながら2時間ほどさまよったが、
サカナの反応はなく、大移動。

次は初めての場所である、DSSへ。
上流も下流も良さそうだが、ひとまず上る。
しばらく行くとすぐにお昼の時間になりクルマに戻る。

 

 


河原に椅子とコンロを持ち出してチェアリングランチにした。
食べているのはおにぎりとカップヌードル味噌だけどね。

休憩後、チェアリングセットを片付け、今度は下流を釣る。
とは言っても、私はアップの釣りが好きなので、
釣らずにある程度下って、そこから釣り上ることが多い。
今回もそうしたが、何事もなくクルマを止めた入渓点まで来てしまった。

 

 


釣れそうなのだけどサカナの姿は見えない。

3場所目はOAへ。ここで少し油断して川の中で転倒。
何年ぶりだろうか?左上半身がビショビショだ。
釣れないまま15時を回っており、焦りがあったのかもしれない。
幸いなことに暖かいので体が冷える心配はなく、
シャツをギュウギュウ絞って水を切り、続行。

ここでこの日初めてのチェイス&バイト、
しかし一瞬で弾いてしまいフッキングせず。
なるほど。このロッドの特性だな、とラグレスのせいにする。
この後は何もなく、時間は16時を過ぎた。

おいおい、このままでは帰れないぞ。
ラストチャンス、朝イチで下見だけしておいたTMへ移動。
ここも初めて入る場所だ。

上流に良さそうな大淵が見えるが、まずは下ろう。
サカナの活性が低いのかもしれず、ダウンの釣りを試してみるのだ。

ハイペースで釣り下り、もう先に進めない大岩まで来て、
数秒止めたルアーにヒットしたが、またもや弾く。

引き返しながら対岸のめぼしいポイントをたたいていく。
チェイスしてきたサカナがピックアップ寸前にバイト、
あわせながら抜き上げた瞬間にヤマメが水面に落ちていく。
うーむ。フッキングしていないんだな、これは。

とうとう入渓点まで戻ってきてしまった。
最後に上の大淵だけやってみよう。

ちょっとした堰堤のように岩が並んでいる淵尻にミノーを通す。
良い感じでサカナが出てきてチェイスがあり、良い感じにバイトする。
あわせる。弾く。これで4回目だ。

しかし今のは完全に超高活性の追い方だった。
同じコースをもう一度トレースする。
同じようにチェイス、ヒット、フッキングした!

 

 


やっと釣れた~!!力が抜ける。
小さなヤマメだけどうれしいぜ。
時刻は17時15分。
薄暗くなりかけていたので、ここから画像がちょっとアレです。

 

よしよし、まだ釣れるんじゃないか?
次は淵のメインストリームでミノーをハイパートゥイッチする。
またもやヒット!

 

 


前週に引き続き無斑のニジマス。ホウライマス?

 

 


そしてヤマメ。これで3投連続ヒットだ。
なんだこれは?時合いなのか?

その後もほとんど1キャスト1ヒット状態。
「弾き」を含めながら釣れ続ける。

 

 


6匹目に尺ニジマスが登場。
元気よく暴れまわったが、快刀ラグレス丸はびくともしないぜ。
これまで使った渓流ロッドの中で最強だな。

 

 


7匹目、この時期にしてはまあまあのヤマメが出た。
この光量ではせっかく釣っても撮影が限界だ。
いつの間にか小雨も落ちてきている。
名残惜しいが、このサカナで納竿とした。

 

実に9時間の静寂の後、たった15分間の祭り。
撮影した7匹以外に弾いたのが4~5回あったと思うが、
かけてからバラしたのはゼロだった。
この間、ルアー交換する余裕もなく、ジムフィファー飛礫の連投だった。

そして血管を駆け巡るアドレナリンを抑えながらクルマに戻ったのだった。
お疲れ様、俺。

 

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※今回から釣り場を暗号表記で記載する。
あとで自分が見返した時に分かるよう記録したいからだ。
もともと私はポイントに自分流の変な命名をしているので、
それをイニシャル化すればだれにも迷惑をかけないだろうと思う。