ヘレのナイフは手作業でつくられるので個体差があるとのこと。
少しググってみると色々なところにそう書かれている。
当たりはずれが激しいので必ず現物を見て購入すべき、
などという意見もあった。
事情があって手元に2振りのアルゴンキンがあった。
上に写っている方が私のもの。
2本を比較することで、私のはどちらかと言えば
「アタリ」の部類に入るのではないかと思った。
しかし一方で、下に写っている方は「ハズレ」だと感じた。
ブレードの状態やグリップの材の問題ではない。
こうして並べた画像を見ても何がハズレか分からないと思う。
私が気になったポイントは、3つ。
・ブレードとグリップの隙間
・グリップの成形
・リベットの打ち方
なんというか出来の悪い方は全体的に
「練習でつくったんですね」という雰囲気なのだ。
ひとつだけ検証画像を。
グリップ成形の稚拙さが分かるだろうか。
自分で削りなおせば良いっちゃ良いのだけど、
最初から整っていた方がそりゃ嬉しいよね。
今回は2本を比較できたので違いが明確になったけど、
もし出来の悪い方の1本だけを見たら、
「こんなものなのかな」と満足するのかもしれない。
比較なんてせずに楽しむのが吉かもね。