夏休み初日の早朝。
台風の影響かな、すっきりしない空だ。
今日は先週のアイツを釣りに来たのだ。
というわけで目的の小堰堤の少し下流から川に入る。
あいかわらず水は低い。
サラサラ流れる変化のない瀬を歩きながらミノーを投げる。
小さなヤマメがアタックしてきた。
こんな浅いところにもいるんだよね。
…目的の小堰堤からは何の返事も無かった。残念。
せっかく来たのでもう少し上に行ってみることにする。
来るまでは「ここだけ叩いたら帰ろう」「釣れても釣れなくても帰ろう」
なんて思っていても、結局こうなることが多い。
小堰堤の上はまたしばらく変化がなく浅い流れが続いた後、
大き目の石が入った落ち込みを発見。
畳一枚分くらい深くなっているところだけが狙い目か。
ミノーを落としワンアクションした瞬間にひったくるようなヒット、
直後にジャンプ、浅い流れに飛び出して縦横無尽に走り回る。
典型的なニジマスファイトだ。
尺ニジだった。
こんな細い流れにこのサイズのニジマスを放流したのだろうか?
ということは先週のアイツもニジマスの可能性が高いかな。
リリースしてさらに上がるが、とにかく流れに変化が乏しい。
少しでも深い場所をトレースしながらハイペースで進む。
少しまともなサイズが出てきてくれた。
こいつは上流からチェイスしてきたのではなく、
下流側からまっすぐミノーに泳いで行ってパクッという感じだった。
浅いから良く見えるわ。
この後一匹バラし、暑くなってきたので終了。
帰宅して装備を片付けていたら雨が降り出したので、
良いタイミングだったみたい。
本日の山の植物コーナー
鬼百合
少し色づき始めた栗のイガ