ネット取り付けの穴位置を決める作業。
まず内周を測って、ネットの取り付け部の数で除するのだが、
mm単位で解が整数になる可能性は低い。
そんな時は網目の粗密を考慮して調整することにしている。
私のフレームデザインは逆卵型になっており、
ネットを取り付けた時にグリップ付近の網目がより密になるわけで、
この辺の穴ピッチを少し大きくすることで調整する。
つまり、通常部の穴ピッチを20mmにしたとすると、
グリップ付近数個の穴ピッチを21mmにしたり22mmにしたりするということ。
なんか面倒そうに思えるかもしれないけれど、
「等間隔に20.72mm!」のように1mm未満の計算はせず、
グリップ付近の穴ピッチを適当に大きくするなど、
柔軟に対応して計算を合わせているってことです。
とは言え手作業のマーキングと穴あけでは精度に限界がある。
所詮、自己満足に過ぎないということは承知しているよ。
なんだか御託を並べたけど、
今回は20mmジャストで割り切れてしまったのだ。
そういやファジーって言葉を聞かなくなって久しいね。