オーソドックスなカーブタイプの渓流用ネット。
内径25cm×18cm。
フレームは外側からウォールナット、メープル、ブビンガで…
内貼りがメープル。
ネットはエレファントグレーとキングフィッシャーの混合色と、
ボルドーの2色染め。
グリップに斜めのスキャロップ加工をしてみた。
3本の溝には、第3指~5指をかけても良いし、
第2指~4指をかけて小指はグリップエンドにかけても、
どちらも良い感じのグリップ感。
意匠の好き嫌いはあると思うけど、
機能的にはかなり良いぞ、これ。
ところで、
「カーブネットのp持ちq持ち問題」
というものがあり、
今回は「p持ち」に合わせた加工だね。
グリップ材は月桂樹。というわけで、命名「ローレル」。
最近、オイルフィニッシュに魅力を感じるようになってきて、
毎回、方法を少しずつ変えて試している。
今回の方法は木の触感も良いし、
従来より強度も上がっているはず。
新型コロナの状況に改善の兆しは全くないけれど、
それでも来シーズンは待ち遠しいね。